名古屋オーシャンズ。

きっとサッカーファンであれば、誰もが知っている王者のチーム、それが名古屋オーシャンズ。2007年に日本フットサルリーグが作られてから、名古屋オーシャンズは30ものタイトルを獲得している。そのタイトルの中には、アジアカップ制覇が4回もある。他のスポーツでは考えられないほど、「フットサル=名古屋オーシャンズ」と、なっている。そんな王者の守護神が篠田龍馬選手である。

彼は日本代表にも選ばれ、名古屋オーシャンズでは10年間もゴールを守り続けるなど輝かしい実績がある選手だが、彼は天才とは言えないほど苦しい人生を歩んできた。その始まりが、彼が始めてゴールキーパーをやりだした中学生時代である。今では日本代表にも選ばれるほどの実績だが、中学生時代はレギュラーではなく、サブであった。途中でレギュラーを取れたというわけでもなく、卒業までずっと2番手のゴールキーパーであった。

それだけではない。高校時代は1年目の夏に、当時所属していたサッカー部から逃げて名古屋に帰ってきたこともあった。また、最後まで選手権に出ることがなく、彼の高校サッカー人生は終わったのである。

もう辞めようと決断したこともあった。

なぜなら、キーパーとしては圧倒的に身長が低く、どう頑張っても厳しかったからです。でも、諦めず、フットサルと出会い、フットサルに挑戦し始めたのです。ですが、彼にはまた試練があった。彼が入団したのは日本一のフットサルチーム。当然、キーパーには日本代表を守る選手がいたため、憧れの名古屋オーシャンズに入団しても、万年3番手だったのです。

そんな人生が今の輝かしい実績の裏にはあった。この書籍には、彼の裏の物語から始まった、アジアカップチャンピオンまでの道のりで学んだこと、気付いたこと、挫折から這い上がったこと、勝ち続けれるようになったことなど、全ての物語が描かれている書籍である。

あなたがもし人生で、
諦める瞬間があるのであれば……

この書籍を読むことで、その試練を乗り越えるヒントがあるでしょう。彼はずっとエリートコースだった訳でも順風満帆でもなかった。彼の人生にはいくつもの試練があった。腐る時もあった。諦めようと思った時もあった。けれども彼を支えた言葉。そして、乗り越えるため、チャンスを掴むために努力したこと。モチベーションの保ちかた、努力の仕方、目標設定の仕方を学べることができる書籍である。凡人がどのようにしてアジアチャンピオンの守護神になれたのか?その物語をこちらから手に入れてください。きっと、あなたの人生に役立つヒントが手に入ることでしょう。その内容の一部を紹介すると……

目次

第1章 原動力は「一番になりたい」
―ドッジボール日本一、サッカーに転向する
―万年2番手でも見失わなかった目標
―地元を離れて、サッカー留学の高校時代
―逃げ出した高校1年生の夏、思い止まらせた恩師の存在

第2章「プロになる」とは?
―フットサルに挑戦、名古屋オーシャンズ入団
―万年3番手キーパー、遂にレギュラーに昇格
―ニコイチと呼ばれる、不思議なライバル関係
―比較され続ける、Wキーパーの心境
―100%で試合に臨むための、120%の努力

第3章 プロの世界を生き抜くための、目標設定と準備
―目標の設定次第で、現実が変わる
―常勝チームならではの期待とプレッシャー
―チームの目標と、モチベーションを保つことの難しさ
―個人的な目標は、時に小さく、時に大きく

第4章 勝敗を左右する「キーパー」というポジション
―キーパーならではの、重要な役割
―チーム力を底上げするコミュニケーション
―決断を支えてくれた少年時代の経験

第5章 ライバルには勝たないといけない?
―試合に出られない自分を克服する
―日本代表への想い
―プロ選手としての覚悟と矜持

第6章 勝つための海外監督・選手とのコミュニケーション
―見られているのは、ピッチ内外同じ
―試合の行方を左右する、選手間のコミュニケーション
―外国人監督の元で開花するコミュニケーション能力
―外国人選手をコーチングするには
ー海外選手とのコミュニケーション
―フットサルの半分以上はキーパーで決まる
―勝利の原動力
―『初志貫徹』。情熱を糧に、頑張り続けることの大切さ

第7章 チームのためになる、限られた時間の過ごし方
―学生とプロの大きなレベルの差
―トップを目指す
―サッカーから、プロ選手になれる可能性がより高いフットサルへ
―テレビで観ていた、地元の憧れのオーシャンズへ入団
―プロとアマの一番の違い
―自分の強みを知り、他人に勝てるポイントで勝負する
―スランプを抜けだす瞬間は、努力を継続する中から生まれる

第8章 過去の経験の活かし方と未来の展望
―明確な目標があるからこそ、努力できる
―マイナスとしか思えない経験も、乗り越えることができたら、大事な経験
―ドッジボールと野球で培った、Fリーグ最高峰のスロー
ー11年間続けている、試合の準備
ー準備に対する考え方、試合前の準備とルーティン
ー自分自身の殻を破ったと感じた経験
ー関口選手とのキーパーW体制
ー試合で冷静でいるために心がけていること
ープロの選手だからこそ感じるサラリーマンが意識したほうが良いこと
ーもしプロ選手になっていなかったら
ーオフの過ごし方
―もしタイムマシーンがあるなら、人生でただ1回やり直したい試合
―面白くない人間
―フットサル選手のセカンドキャリア
―Fリーグへの危機感

出版キャンペーン
購入者全員に特典プレゼント


優勝しても嬉しくない理由
3番手でも腐らずに日本代表に登り詰めた時の考え方
篠田選手が置かれてた環境
日本代表になるまでの過程
トップ選手であり続けるために実践していること


特典の受取方法は簡単です。以下のボタンから書籍をご購入後、書籍に記載されているキーワードを送って頂ければ、全員に音声と他の書籍を1冊無料プレゼントします。

著者紹介



篠田 龍馬  SHINODA RYUMA

明徳義塾高校卒業後、名古屋オーシャンズへ加入。
若手時代は日本代表ゴレイロを前に、出場機会に恵まれていなかった時もあったが、今では正守護神に。現在は2016年にエスポラーダ北海道から入団した関口優志と2人で切磋琢磨し、ポジションを争っている。プレースタイルは知性派と言われ、正確なポジショニングと判断力でゴールを守る。
昨シーズンは32試合出場・1得点