勝ちにこだわる常勝の秘訣

勝たなければ周りは応援してくれないそう語る 勝沢 勝 氏。長野県の常勝高校、松本創造学園サッカー部(2018年に松本国際高校となる)を創設し、全国区へと導いた名将の勝ちにこだわる真意を書いてもらった。ゆとり世代やナンバーワンよりオンリーワンといった風潮が強くなった現代においては逆行しているのではないかという見方もされる。しかし、そこにはそんな現代だからこそ伝えたい勝つ事にこだわるメッセージが隠されていた。

積み重ねでしか身につかない習慣

勝利を手繰り寄せるには、一つ一つの積み重ねが大切である。忘れがちなこの基本理念を選手たちにいかに伝えていくか。それは試合だけや練習だけでは身につかず、普段の生活から浸透させなければいけない。常勝軍団への道に一段飛ばしやショートカットは無く、一歩一歩踏み締める事でしか掴めなかった。いかにその積み重ねを体に染み付かせ、習慣へと変えるかの方法が記されている。

心構えが変われば面構えが変わる

常に本気で取り組んでいるか、と突き詰める。もちろんそれは自分自身に向けても、選手に対しても問いかけ続ける。負ければ悔しい。その悔しさを元に、次には絶対に勝つ。勝つ為には何が必要なのかを突き詰める。そこを突き詰めなければ勝ちはやってこない。そうやって勝つ為に突き詰め始めると、気持ちが顔に表れて面構えが変わってくる。その成長を見守り続ける勝沢氏の選手の心構えを引き上げる指導法とは?

応援され続ける為に

何事においても「応援してくれる人たちがいる」という力が自分の挑戦を成功に近づけてくれる。松本創造学園サッカー部設立当初は実績も何も無い自分に「勝沢だから大事な生徒の高校3年間を預ける」と言ってもらえた、と語る。人に応援される存在になるという事が大事であるのはサッカーには限らない。ビジネスにおいても、アートや音楽などでもそうだろう。全ての人に送る、応援され続ける人生がここに記されている。

目次

第一章1人1人が勝ちにこだわる常勝軍団を目指して
— 「勝ちにこだわる」に至った、指導者としてのあゆみ
— 県の常勝から全国の常勝への壁
— 勝ったからこそ得れる信頼感~勝沢だから生徒を預ける~

第二章負けて考えて、勝って兜の緒を締めよ
— 勝つためには突き詰めなければ先にはいけない
— 勝って満足する奴も先にはいけない
— リーグ戦より負けたら終わりのトーナメントが成長させる

第三章プロセス=勝利=育成の方程式
— 名は体を表すを体感した人生
— 負けて泣ける子ほど強くなる
— 結果だけではそこには勝者も敗者もいない

第四章質の高い積み重ねで勝利を手繰り寄せる
— 積み重ねのメンタリティを身に着けさせる為には
— 私生活はまさに積み重ねの連続
— サッカーのトレーニングは積み重ね次第で変わる

第五章積み重ねた事だけが習慣になっていく
— 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる
— 全力を尽くす事が当たり前のチームを目指して
— マイナス思考をプラス思考に変える習慣作り

第六章個人が組織を作り、組織が個人を育てるサイクル
— 何度でも与えるチャンスを与える理由とは
— 一番下手な子が笑顔かどうかでチームの状況はすぐに分かる
— 環境はすぐに変えられないけれど心は今すぐにでも変えられる

第七章すべては心から~心構えが変われば面構えが変わる~
— 気持ちが行動になって積み重なり習慣に変わる
— 中学生と高校生の間にある大きな心の差
— リバウンドメンタリティを身に着けろ

第八章応援される人が活躍する時代
— 勝利の女神が宿る瞬間は決着の時ではなく日常
— 応援される人が勝利に導くキーパーソン
— 創造魂から松本国際魂として目指すチームの方向性

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チームの勝利のために必要なこと
スキルも心構えも積み重ね
挫折を受け入れるようにするのが俺の役目


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著者紹介



勝沢勝  かつざわまさる

1962年7月8日生まれ。
長野県木曽西高校を卒業後、日本体育大学に進学。
指導者に転身後は県内の中学生の指導を行う。
2005年に松本国際高校サッカー部が創部され、監督に就任し指導を始める。(当時の名称:創造学園大学附属高等学校)
2012年に長野県高校総体準優勝に導き、全国高校総体出場を果たす。
2017年の全国選手権大会にて初めてベスト16に入る。
監督に就任して15年になる今も「全国で戦えるチーム作り」をコンセプトに指導をしている。
日本サッカー協会公認A級コーチのライセンスを持っている。
2017年には書籍「最後のロッカールーム 自分を超えろ 監督から選手たちへ贈る ラスト・メッセージ」が出版され、勝沢監督が選手に送った最後の言葉が掲載された。